今年もこの日が来た。
ハッキリ言おう。こりかんは頭が悪い。
私の誕生日のたびに、キ〇ガイみたいなイベントを仕掛けてくるのだ。
こちらとしても、10数年続けられれば、もう、ある程度の覚悟はできてる。
だが、違うのだ。
いつだって、その覚悟を、悪い意味で裏切る。
こんにちはこんばんはおはようございます。社長です。
今年ほど言語化に困った年は、未だ嘗て、ない。
その日も、いつも通り、アイマスクをかけて、赤兄さんに手を引かれて会場に到着する。
……いや、アイマスクをつけて案内されることがいつも通りなのはマジでイカれてると思うが。
ともかく、アイマスクを付けた状態で室内に案内された。
足裏から伝わるのは畳の感触。
イグサの香りがしないことから、おそらく古い年月が経った畳だということは分かる。
しかし、それ以外は一切分からない。
赤兄さんの合図で、アイマスクを外す。
そこには、和室があった。
百聞は一見に如かず。いや、この場合は百文は一見に如かずといった方が的確か。
視界には、この和室とiPadと盃。
いや、意味分かんねぇと思うけど、俺が一番意味が分かってない。
理解できない状態で、「まぁ、そちらご覧ください」とiPadを示される。
うん。はい。まぁ既に俎板の上の鯉である自分にとって、Yes以外の選択肢はない。
iPadの電源を付ける。どうやら動画のようだ。再生する。
そこには、うん。まぁ、こう、ね?
こりかんの歴史の一部と、傍らにある盃がこりかん一同他1名の自由な発想で使われるサマが映っていた。
ある者は盃の上でベイブレードを回し、ある者は盃の前でおちんぽラーメンを喰い(注:盃は前にあるだけで特に使われていない。意味が分からない。)、ある者は終始無言で盃に入れた水に入浴剤を入れて頭から被った。
そんな意味の分からない動画を見せられた上で、最後に、「盃で一発ギャグをやってください」みたいな文章が現れた。
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どうするもこうするもない。私には最初から己の肉体しかないんだ。
覚悟を決めたあたりで、粗目ちゃんが登場した。
いや、正確には粗目ちゃんではなかった。
朽木ルキアのコスをした粗目、朽木ザラメだった。
なにか言っていたが、全然覚えてない。
それよりも目下の問題は、一発ギャグだ。
私の頭の中には、もうアキラ100%しか浮かんでいなかった。
「えっ、あの、カメラの前で、粗目の前なんだけど、本当にやっていいんだよな?」
一応確認したところで、浦原喜助に扮した赤が……あぁもうめんどくせぇ!
とにかく!!!
浦原喜助コス赤兄さんがきて!!!
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俺は事実しか言ってない。
そのあと俺は黒崎一護になって、別の部屋に移動させられた。
いや、別の部屋じゃないな。別の家に移動させられた。コイツらマジで何してんの??????????????
別の家に入ると、障子で仕切られた部屋についた。
思わず目で「入っていいんだよな?」と、浦原赤兄さんに確認する。
「どうぞどうぞ」とかほざく。死ね。ぼくは障子を開けた。
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目の前には
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ずらりと首を垂れるBLEACHの死神コスをしたこりかん一同となびるな。
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その先に、セクシーなポーズで座る森島剣。
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しかも数秒待ったが、何も起きねぇ。
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みな、誰も語らず、説明せず、ただシュールな時間が数秒すぎる。
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……耐えきれず、一度障子を閉めた。
「いいの?いいの!?」と赤と粗目に確認し、OKであることを確認し、再度障子を開ける。
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何も変わらない現実。ぼくは「現実が一番こわいんだよな……」とか頭の片隅で考えていた。
ふと横を見ると、ヤギの被り物をしたVox。あぁ、狛村隊長か。
なんで理解できたかわからない。しかし、こう、なんだろうな、理解してしまった(アイデアロール成功)
思わず再度障子を閉め、覚悟を決め、もう一度だけ障子を開ける。
なんか月島さんと名乗る森島剣に雑絡みされる。
「思い出せ!」とかいろんな人から言われたりする。「一護!!!」と言われまくるが、何をしたらいいか分からない。
いや、マジで分からない。BLEACHにこんなシーンあったっけ?
必死で「俺に求められてることはなんだ……!!!」と大して入っていない脳味噌をフル回転させる。
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その、瞬間だった。
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――社長生誕祭、合計22名がそろった瞬間であった。
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そんな願いも虚しく、なんかミニゲームをたくさんさせられ、サソリを喰わされたり、手をガムテープでグルグル巻きにされたり、社長クイズをさせられたりした。
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……多分読んでる人の9割は「何言ってるんだコイツ」と思うかもしれない。
いや、そうなんだよ。俺も事実しか書いてないのに「何言ってるんだコイツ」って思ってる。
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うん。なんかもう、そんな感じ。
言うなればいつもの茶番で、終了後、そのままBBQになった。
BBQの間は、限界まで肉を口に詰め込んだり、俺のおちんぽを隠した盃で兄弟の契りを交わしまくったり、盃は両手で持つと酒が旨いということが分かったり、盃にビールを入れると究極的に不味くなると分かったりした。
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ともかく、そんな感じで今年の生誕祭は幕を閉じたのだった。
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ちなみに、ざっと流れを書いたが、本番はこの100倍くらい密度が濃かった。
うそうまさんの「大人の♡ギフトカタログ」とか、クソザコ感電マンとか、セリフ一言で登場回数一位のサスケとか、大蛇丸×2とか、まぁ書ききれないほどイベントがあった。
本当に書ききれない。書ききれないので、なんかこう、この日記は俺の忘備録にしておきたい。
ここまで読んでくれた人には申し訳ない。
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……あと日本語読めない卓から結構な人数が来てて苦笑した。なにやってんのアイツら??????????
よし。書きたいことは書いた。
もう役目は果たしたからな!!!!!!!!!!!うんこ!!!!!!!!!!!!!!しね!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ではまた。
記事編集お疲れさまです。
お祝いの内容はどうであれ多くの友人知人に祝福されるステキなおたんじょう日でしたのね。
お仕事ならブレストで挙がった段階で削ってしまいますが、祝宴に参加された方々の意見を余すことなく盛り込み一つの催事へと昇華させ実行した手腕は流石です。
我々ガヤも皆さまを尊重しつつ騒ぎ立てて征きますので今年1年もお幸せに
かわいそう……社長すっごいかわいそう……wwww