先日の土曜に、CoCの『輾転と町は』を回らせていただきました。
やる前からこりかんの人から「社長好きそうなシナリオだよ」と話されていました。
さて。まぁ実際どうだったか。
話すまでもないでしょう。
ネタバレにならないように気を付けながら話したいと思います。社長です。
こちらの卓ですが、実は以前(昨年12月?今年1月?くらい?)にお誘いいただいておりました。
話が(主に私のせいで)伸びに伸びてしまったこと、深く謝罪いたします。
で、こちらの話なんですけど、お誘いいただいたのは、今をときめくVtuber、卓修羅の中の卓修羅、スイ曜日のメニュー表、サンドバッグを継ぐもの、ここまで言えば解るでしょう。
ちなみにスイさんと話すのは今回が初めて。ただ初めて会話する気がしねぇ(サンドバッグのシンパシー)
で、こちらのシナリオですが、1~3名プレイ可とのことでした。
勿論、意気揚々と1名を選択。だって友達が少ねぇから!!!!!!!!!!悲しいなぁ!!!!!!!!!!!!!!
実際なんとかなるやろ~っという軽い気持ちで当日へGoGo!
なるべくRPに負担がかからないように、ということで単純直情型のキャラクターで行くことに。名前は土屋古好(つちや ふるよし)。元プロレスラーという設定で、元ネタはポケモンのルチャブル。
イメージしやすいしRPできるやろ!という浅はかな考えで突入。結果から言うと、雰囲気好きすぎてRPする余裕がなく、そんな気遣い無用だった。
で、当日。
ここまで緊張せずに知らん人と話すことある?くらいのテンションで突入。
……さすが百戦錬磨のスイちゃん。実にスムーズに話ができました。あの人スゲェよ。
シナリオやセッションについてですが、もう何がネタバレになるか分からないので、極力話を避けていきます。
その上で、感じたことをつらつらと。
まずこのシナリオですが、語りが非常に心地いい。
なんていうんだろう、全体的に寂しい感じ。無機質な感じ、空虚な感じなんです。
直接的な表現も何もないのに、孤独感すら感じるような文章なんです。
すごいよこれ。逆に一人でやって良かったと思ったもん。
探索者同士で話すこともないから、淡々と進み、ただただ孤独な道をずっと進んでいるカンジ。
背景や音楽も相まって、世界観に酔いしれます。
川べりに一人で座りながらぼーっとしていることが好きな人にオススメ。マジでいい。
シナリオギミックについても面白く、途中から「あっ、これこういうこと?死んだわ」って思ったけど、運よく、いやホント運よく生き残れました。(クリア後スイさんに聞いたら「死ぬと思ってた」とのこと。うん、僕もそう思った。)
ただシナリオ的には死んだ方が面白い……というか、死んだ方がエモくなりそうだったので、その点ではちょっと残念。生き残れたことは嬉しいけどね。
さて、なんで友人が「このシナリオは社長に刺さる」と思ったのかはよく分かりませんが、結果として刺さりました。
雰囲気がめちゃくちゃ好みでしたし、描写も綺麗で、スイちゃんの語りも上手かった。
……いや、でもなんでこんなに刺さったんだろ……。
ホントに綺麗な孤独感だったってのがとても大きいんだけど、伝わりにくいよなぁ……。
透明感のある孤独感。一人で、いつもの日常を淡々と生きていく、実感のない寂しさ。それでも毎朝、起きて、仕事をして、帰って、寝て。繰り返される日常。その中で少しずつ変わっていって、それでも変わらない乾いたところがあって。
あぁ、うん。結局性癖なんだよね、こういうのって。
理由のない自〇をするような、空虚な毎日。
これは文学ですらあるよなぁ、と今にしてみれば、そう思います。
『輾転と町は』。本当にいいシナリオでした。未プレイの方は、是非やってみてください。
好きシでしたが、スイちゃんの語りもめちゃくちゃ良かったです。
あの人声いいよね。羨ましい。
読むのが上手い人って羨ましいなぁって思います。世界への没入感がハンパねぇもん。
俺もちょっと練習してみようかな……。こういうのはやらないとできないし、いややっても出来ないんだけど、やらないと出来る可能性はゼロのままだから……。
ちなみにですね、このシナリオが良すぎて、シナリオ作りたくなって、おりゃーっていま作ってます。
作ったら今回の御礼もかねてスイちゃんに投げてみたいと思ってます。
出来るか分からないけど、出来る限り頑張ります。
それではまた。チャンネル登録、よろしくお願いします。