退屈な男性の暇つぶしRTAはーじまーるよー。
材料を買ってきて、はい、よーい、スタート。
まずは死ぬほど煮込む野菜を切っていきます。
今回は玉ねぎとニンニクを用意。
玉ねぎは本来2個ですが、冷蔵庫に3個あったから3個。今回は早さよりも冷蔵庫の安定を図っていきます。
ニンニクはもう一個まるまる入れます。ニンニクは旨味の塊。はっきり分かんだね。
とりあえず剥いていくとこんなもん。
ニンニク少ない…少なくない?
ここでオリチャー発動!ニンニクをもう一個咥え入れろー!カレーをニンニクまみれにするのじゃー!
こいつを
玉ねぎもニンニクもざっくり切って鍋にドーン。
この時、薄切りとか考えなくていいです。今回のカレーは何もかもなくなるまで煮込む野菜焼失ルートで作っていきます。なので、切り方にこだわる必要がないんですね。楽に作って旨く食おうぜ!
さらに豚肉をドーン!!!!!!!!!開けろ!!!豚肉市警だ!!!!!!
肉を入れたらひたひたになるまで水を入れます。
そしたら火にかけて、圧力かけて15分。その後火を止めて、圧が抜けたらオープン。
ここで肉は取り出します。これはのちほどチャーシューにするので、ジップロックに入れて漬け込む。
ただ、なんか一個めっちゃデカい肉があったので、半分に切って…
……そういえば、長期間煮込むと固くなる派閥と、長期間煮込むと柔らかくなる派閥があったな……。
……試してみるか……。
ってことで、ここでオリチャー発動!半分だけ鍋に戻すのじゃー!
で、今回実は豚肉はダシ兼チャーシューなんですね。カレーの具材ではない。本命はこちら。
はい。鶏の骨からもおいしいダシが出るので、鶏肉の中でも手羽元を使用します。
圧力鍋という調理器具は肉さえも溶かし崩しますからね。完成が楽しみです。
こいつをいれて、再度圧をかけていく。
今回は圧をかけて30分、圧力抜くのに15分程度。
煮込んだ後のスープはこんな感じ。
ここから、形は残したい系野菜を入れていきます。今回はスーパーのお勤め品コーナーにあった、しめじとアスパラを入れます。夏なんだか秋なんだか分からない今の時期にぴったりですね。
アスパラは、おそらく不要だとは思いますが、一応固い皮の部分だけ剥いておく。
どうせ煮込まれたらわかんなくなるとは思うけど、一応、万が一にでも固い繊維部分が残るとイヤだからね。
そいつらを入れて、さらに30分圧をかけ、15分圧を抜く。合計1時間半くらい煮込んでます。
で、出来上がったのがこちら。
(色は琥珀色になり、野菜は大きいの意外はすべて溶けました。)
こちらですね。軽く飲んでみるけど、これがまためっちゃ旨い。軽く塩振るとめちゃくちゃうまい。もうこれで完成でよくねー?ダメ?ダメか……。
しかたないのでカレールーを投入して、まーぜまーぜ。
ちなみにこの状態だと、肉ももう溶けてます。まぜまぜすると骨だけが分離されて出てきます。
これをさらに弱火で好きなだけ煮込みます。
カレーの味をしみこませつつ、味を濃縮させていきます。
ついでに骨を取り除いていきます。
こうやってなじませていくうちに、残っていた野菜も溶け、ほぼ具なしカレーになります。
残っているのは野菜の破片と肉の破片、あとアスパラとしめじ。
完走した感想ですが、味はTDNカレーです(悲しみ)
だけど、おいしいです(IQ2)
これ多分大量に突っ込んだニンニクと玉ねぎのせいかもしれないんですけど、なんか癖になるっていうか、スプーンが止まらなくなる味なんですよね。マジで。
よく料理漫画とかである、
「何も具材が入ってないカレー!?ハハハ!そんなもの勝負にもならないね!」
ってなるけど、
「なんだ…?箸が止まらねぇ…!見た目も!味付けも!平凡なカレーのはずなのに…!」ってなるやつ。
マジであの気分が味わえるので楽しい。ホントに軽いドラッグくらいの中毒性があるし、肉は舌で潰せるほどトロトロになっている。野菜はない。あったとしても舌の上で消えてる。ただただ旨い。辛口使ったのに甘ェ!ってなる。味見で一食分食べました。
肉はほどけ、カレーの旨味がとにかくヤバい。それを吸ったバゲット、アスパラの旨さと言ったらもう…!
唯一の問題点としては、見た目があんま良くないよね。うん。本当にこう男子料理っていうかなんて言うか…。
旨味で殴り飛ばしていくスタイル、僕は好きですけどね…。人にはふるまえないよね…。
さーて。じゃあこの鍋の20人前くらいのカレーどうするかな…。
ではまた。
こういう内容でもいいのだろうか。